30代のいい大人、何か投資とかやらなきゃって思ってる人からよく聞かれることと言えば、
「投資は何がいい?FXは怖いよね?株を(現物で)買った方がいいよね?」
みたいな話なんですが。。
結論、私の経験から言いますと「それは比較対象にならないけど、強いて言うならFXの方が怖くない」です。
だって単純に「企業が倒産して株式が紙くずになる確率」と「国家が発行する法定通貨が紙切れになる確率」どちらが高いと思いますか?
いやいやトヨタとジンバブエを比べれば…なんて極端な比較は無しにして、例えばトヨタと日本円、アマゾンとアメリカドル、なんて考えると分かりますよね。
より具体的に言うと、トヨタの株を保有するのと銀行預金とどちらが安全ですか?アマゾンの株を保有するのと米ドルの外貨預金とどちらが安全ですか?ということです。
「FXが怖い」というのは、要するにレバレッジの掛け方(どれだけ他人からお金を借りて取引するか)の問題です。だから株式を現物保有するならばそれは比較対象にはならないんです。
ちなみに株式投資にも信用取引というものがあって、これは証券会社からお金や株を借りて取引をするものです。この信用取引とFXを比較するならばFXの方が怖くないと考えています。
その理由はいくつかあるのですが、株の方が恐ろしいと悟ったことの一つとして、東日本大震災後の東京電力株があります。高配当で超安定、超優良銘柄の筆頭だった東京電力株が2011年3月11日を機に一変しました。また、もっと昔の話で私が大学生の頃にライブドア事件がありました。私が持っていたライブドア株は本当に紙切れ同然になりました。(でも私はホリエモン嫌いじゃないです笑。)当たり前ですが国家に比べて企業の方が不測の事態に圧倒的に弱いんです。
もう一つ取引ルールの観点から株の方が怖いと思うことがありますが、また次回書きます。
投資に興味が出た方は、信用取引や証拠金取引(レバレッジ)について勉強してみてください。私も別の機会に記事にしようと思います。